どうして今、健康経営が必要なのか?!
どうして今、健康経営が必要なのか!
そもそもなぜ今「健康経営」が必要なのでしょうか?
まず、健康経営とはなんでしょう?
『健康経営』とは、経営手段の1つです。
決して、企業の福利厚生を手厚くすることではありません。
たしかに、福利厚生の目的には、従業員の経済的保障を手厚くすることによる勤労意欲や能率の向上、離職率の低下など、健康経営の目的に通じる部分もあります。
しかし、福利厚生を手厚くすることが「健康経営」の目的ではありません。
だいたい、福利厚生を手厚くできるのは、比較的財政に余裕がある企業に限られてしまいます。
今、経費の削減のために、福利厚生の縮小や、外部委託に変える企業も多くなっています。
では、なぜ今、健康経営が必要なのでしょうか?
◉中小企業は「人材の確保」が健康経営の目的になる!
経済産業省によると「健康経営」とは、
『健康経営』とは、従業員の健康管理を行うことで従業員の活力や生産性の向上など組織の活性化を促し、結果的に業績向上や株価向上が期待される『健康への投資』
経済産業省HP https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html
であると明記されています。
従業員の健康課題を抽出し、課題解決のため計画を立て、施策を実施し、それに対する評価を行います。
ですが、健康経営を推進する理由は、今、日本が抱える「人口減少」と関連した事情が大きいと思います。
日本は超高齢化社会に突入しています。
子供の数も少なく、働く世代も減少傾向が叫ばれています。
今後も労働人口の減少は続くと予想されています。
労働人口の減少は、大手企業はもちろんのこと、中小企業にとっては、事業継続に大きな影響を与えることが簡単に予想できます。
今いる優秀な人材を流出させないことは重要な経営戦略の1つなのです。
そもそも、社員一人当たりの採用費用は100万円前後と言われています。
入社した社員を育成するためにもコストはかかります。
やっと優秀な人材に育ってきたと思ったら「社長、ちょっとお話しが…」と離職届を渡されたら。。。
優秀な人材が離職してしまうと、生産性や周囲のモチベーション低下にもつながりますが、採用コストや教育コストなど、かけた投資コストが回収できないと言うことにも繋がります。
今、若手社員が会社に ” 求めるもの ” が変化しています。
平成元年新卒者は、仕事内容や給与への関心が高かったようです。
平成30年新卒者は、平成元年新卒者には重要視されていなかった『ワークライフバランス』を重要視する結果がある調査から出ています。
過去のやり方を真似てはいけない!でも述べた通り、今は人口オーナス期。人口ボーナス期と人口オーナス期の違いを意識しなければなりません。
健康に配慮できない、寝不足が栄光になる働き方は過去の遺産。
しかし、まだまだ、睡眠時間を削っ仕事を行う企業は多いのが現状です。
◉健康経営は宣伝効果にもつながる
オフィスculeepは広報PRにも力を入れています。
そこで、言えることは、「健康経営」の手法を使って経営をしていると言うことは、広報のネタとして、宣伝効果にもつながると言うことです。
いま社会は、SDGsやクリーンエネルギー、健全な企業運営に対して、高い評価を示しています。
実際にこの様な、従業員の健康に取り組んでいる企業はよく取材等でも取り上げられています。
さらに、SNS等の発達により、企業経営が半透明化しており、自社の働きやすさや良いところが口コミで広まると言う現象が起きています。
健康経営は、単なる福利厚生の充実ではありません。
経営戦略の1つです。
そのためには、どこを改善しなければいけないのか?そもそも何が問題なのか?をクリアにし、それを改善する対策を立て、実行する。
この繰り返しが、クリーンな企業文化を作っていくのです。
オフィスcleepは、本気で健康経営に取り組みたい経営者さまと2人三脚で変革に取り組んでいます。
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