優秀な従業員が流出しないために その1

こんなお悩みを抱えてている経営者・人事担当者は必見!

経営者・人事関係の方で

・優秀な社員ほど離職してしまう

・中堅社員が育たない

・離職率が高く、求人や募集にお金がかかっている

こんなお悩み抱えていませんか?

先日、ある企業さまで、新人&転職された方を対象とした、回復力研修セミナーを実施させて頂きました。

本質がわかる人が流出することが一番の痛手

毎回、終了後にアンケートをお願いするのですが、そこに
スキルアップ研修が多い中で、より根本的に大切なことを学ぶことができた」というお言葉を頂きました。

回復力研修セミナーは私の書籍にもなったメソッドを企業さま向けにご提供するもの。(https://culeep.net/kaifukuryoku/)

多くの方は、体が軽くなった、スッキリしたと言う回答が多い中で、体が回復するとパフォーマンスUPにつながることがよくわる、のような根本をわかった回答をされる方は、転職されてこられた方が多いです。
多分、この感想を書いてくださった方も転職の方でしょう。

これを見た時、「あーこの研修をご依頼してくださった企業様は良い人材を手に入れられたなぁ」と思いました。
逆の見方をすると、手放された企業さまは優秀な人材を失いましたね、残念。と。

こういう本質的な事がわかっている従業員は、とても優秀な方だと思います。
優秀な人ほど、本質を見極めているのだと思います。
だから、目先のことだけに目を奪われていると、形だけの改善だけで取り繕っていると、優秀な人材はどんどん見切りをつけて他に移動します。
昔は、入社したら一生その企業に就職するのが当たり前でしたが、今は、ダメと思ったらすぐに次に移る。これが優秀であればある程当たり前になっています。

今の時代は、本物を問われる時代です。

ダイバーシティー、健康経営、DXなど改革への関心はますます高くなっています。
そして形だけの取り組みは多くの方に見破られます。

実際に、社会的な取り組みを掲げているのに、不祥事を起こす大きな企業さまのニュースが後を絶ちません。
なんとなく「やってる感」は本質のわかる従業員には、がっかりポイントNO1のはずです。

そりゃ、辞めたくなりますよね。
だから、優秀な社員ほど離職する。
これは当然の結果と言えると思うのです。

オフィスCuleepは、「健康経営」の支援をしていますが、健康経営と言うと、回復力研修のような研修をすれば良いのか!と思われると思いますが、それは違います。

企業と病院の思考は似ている?

まず、はじめに、残業の有無や社員の健康状態(肩こりや腰痛などちょっとした不調)を把握してみてください。
残業が多ければ、なぜ残業が多いのか?その根本を変えなければ何も変わりません。

例えば「頭痛」で病院に行くと、痛み止めを処方されます。
これを飲めば痛みは感じなくなります。
多くの方は、「治った」と勘違いされます。
しかし、痛みを感じなくなっているだけで、根本が解決しているわけではありません。
これがわかっている人が根本解決をするために、リハビリをはじめ、漢方やプロの力を借りる。

多くの企業でも、まさにこれと同じことが起きていると思っています。
痛み止めのような一時的な取り組みは、対処療法といいます。
昭和の時代までならともかく、VUCA時代の今、まだ対処療法しか出来ない企業さまは、根本解決をする思考に変えないと、益々、優秀な人材は流出してしまうでしょう。

健康経営は経営戦略の1つです

健康経営とはこうして、1つ1つ問題を抽出して、それを従業員の健康問題も含めて考えていくのです。

決して、福利厚生を充実させるためのものではありません。
認定マークを取ることが目的ではありません。

本質を見誤ると、いつまでも離職率の高さに悩み、人材不足に悩み、募集のための多額の費用の支払いに追われることになりかねませんね。