PR戦略を考えるために1番大切なこと

メディアに出たいからPRをしたい!と言う方は、広告も視野に入れて考えた方が良いのはこれまでの、コラムでも書きました。

経営者の皆様、なぜPRをやるのですか?

仕事の意義・目的は大切である。とは多くの経営者さまの知る所になりました。では、なぜ御社は広告ではなく広報PRをやりたいとお考えなのでしょうか? ここを飛ばして、メ…

では、PR戦略を考えるのに1番大切なことはなんでしょう??

結論から言うと、御社(経営者)の核となる想いや考え方を明確にすることです。

PRの定義は「自社にとって大切な人たちと、コミュニケーションを通じて、長期的な関係を構築する」でした。

良い関係性を作るためにも、御社が何を想い、なぜ存在するのか?ということを明確にすることが大切になります。

ミッションやビジョン、パーパスなんて言われるものですね。

難しく考えなくて良いのですが、なぜ経営者がこの会社を作ったのか!という想いが、そして何を大切に経営をしているのかをいうことを、言語化し、経営者自身はもとより、従業員全てが腹落ちし、この思考ベースで行動できるまで落とし込むことが、実は経営だけでなく、PRでも非常に重要になります。

これは商品を作るのも、PRでも、ベースになる考えだからです。

常に目的である「誰のために、何のために、なぜ」やっているのかを理解することです。

この目的が揺らぐと、目的ではなく、商品ベースで考えたり、数値や結果に囚われて、誰に伝えなければも迷子になります。

常に迷子になったら立ち返る場所、それがミッションやビジョン、パーパスと言われるものなのです。

たまに「HPに掲載してある通りです!」「社長室に飾ってあるよ!」と言う経営者の方がいるのですが、掲載している、貼ってあるだけで、実行が伴っていなかったら無いのと一緒です。

以前、離職率に悩まれている経営者の方のご相談をお伺いした時、ある社員の方に密かにお話しをお伺いできたのですが「結局、経営者(社長)はビジョンやミッションは口先だけで、みんながっかりして辞めるのよ!」と教えてくださいました。

先行きが見通せない時代の今、企業の存在意義や経営者の想い、企業が目指すべき目的を明確に言語化し、この核を言語化して見える化させ、そして従業員全員が腹落ちするまで、伝えることが経営者の仕事だと思っています。

PRのお悩みも経営のお悩みも実は根本治療をする第一選択肢は同じなのです。

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